2016年08月13日

英語の綴りの発音の不統一


MKJ_syune-biccyen500-thumb-260xauto-1235.jpg



大塚高信『英文法点描』(泰文堂、1956年、p.132)より備忘のため書き留めておきます。


英語の綴りの発音に統一がない − というよりも寧ろ同一綴りが色々に発音されることは既に定評あるところ、“comb している所へ bomb を受けて tomb に入る”、“good な food は blood となる” など、綴りは同じでも発音は三つとも違う。“The rough cough and hiccough plough me through” では、五つの ough がみな発音を異にする。


posted by 石崎 陽一 at 21:06 | Comment(0) | 発音・アクセント・文字(の指導) | 更新情報をチェックする

2015年10月04日

耳は寛容、目は不寛容


flower (19).jpg



B・H・チェムバレン 著/吉阪俊藏 譯『鼠はまだ生きてゐる』(岩波新書、1939年、p.14)より備忘のため書き留めておきます。


耳はつき合ひ易い寛容な器官であつて、非常に顯著な發音のなまりを聞いても驚かない。眼は、これに反して、文學に於けるすべての新奇さに對して敏感である。綴字法(オルトグラフ)の改良の困難さは此處に横たはつて居る。蓋し讀み書きを知る人々 − 卽ち今日ではすべての人々 − は傅統的な綴字法で考へるからである。例へば私は oiseau 〔鳥〕 といふ單語から o、i、s、e、a、u といふ六字の集合を受取り、これを用ひて書く習慣になつてゐる。決して耳に聞こえる oi 及び zo といふ二つの音ではない。



(追記1)

発言の際、間違いを恐れて萎縮し、やりとりがしにくくなる。

そんなのは本末転倒ですから、私は、生徒に、「話す時には文法をそんなには気にする必要はないけれど、書く時には気にしようね」と伝えています。

(もちろん、間違いっぱなしでいいはずはなく、発話の際中に誤ったことを認識し、後日の修正に活かそうとする姿勢は必要です。)

会話で許される間違いも、文章では許されません。

特に、教え子たちがやがて属するであろうアカデミックな世界では、書く文のレベルで中身への信頼性が失われてしまいかねないからです。

指導者側は、「文法をそんなには気にする必要はない」と口にする際、話す時と書く時とをしっかり区別して正確に伝える必要があると思います。

「耳は寛容、目は不寛容」という言葉は発音と綴字の関係にとどまらず適用されると感じている次第です。


(追記2)

上記の引用中「文學」とあるのは恐らく「文字」の誤訳でしょう。



posted by 石崎 陽一 at 09:42 | Comment(0) | 発音・アクセント・文字(の指導) | 更新情報をチェックする

2014年09月23日

たいいくかん ➔ たいくかん


haplology.png



Yes, sir. の発音 [jéssə] が [jésə] になったり、

next time の発音 [néksttaim] が [nékstaim] になったりすることがありますね。

このように

同音が連続する場合に、これを1回で済ますこと

を専門用語で haplology(重音脱落)と呼んでいます。

一種の発音の簡便化、労力の節約によるもので、

humbly, idly, nobly, simply

などに加え、

literary, temporary

の他、冒頭の画像に上げられた諸語に見られるように、

隣接する類似音節や音の一方を省略すること

も haplology(重音脱落)と称します。

歴史的には、英語史でしばしば起こりました。

eighteen, fortnight, Miss, Gloucester, Poland

などは haplology によって生じた異形が標準形として定着することで生まれたものと考えられています。


(追記1)

haplology を haplogy と、hippopotamus を hipotamus と、philology を philogy と、repetition を repetion と、Mississippi を Missippi と、それぞれ書き誤る現象は haplography(重字脱落)と呼ばれています。


(追記2)

haplology の下線部は single, simple(単一の、単純な)の意の連結形。

次のような遺伝学用語、生物学用語を生み出しています。

haplosis((減数分裂による)染色体半減)
★減数分裂では1つの細胞から半数の染色体を持つ4つの細胞が生じる。

haploid(一倍体、半数体、ハプロイド)
★通常の二倍体の半分の染色体数をもつ細胞や個体。

haplont(単相体、半数体;単相植物、単相生物)
★体細胞中に基本数の染色体数をもつ個体。

haplophase(単相、半数相)

また、医学用語では

haplopia(単視、正常視)

という眼科用語が出ています。


(追記3)

本記事の執筆に際し、以下の文献を参照しました。

『英語学辞典』(研究社、1940年)
『現代英語学辞典』(成美堂、1973年)
『新英語学辞典』(研究社、1982年)
『英語語源辞典(縮刷版)』(研究社、1999年)
『グランドコンサイス英和辞典』(三省堂、2001年)
『リーダーズ英和辞典 第3版』(研究社、2012年)
『科学英語語源小辞典』(松柏社、1999年)


posted by 石崎 陽一 at 05:26 | Comment(0) | 発音・アクセント・文字(の指導) | 更新情報をチェックする

2014年08月10日

You never can tell.


PAK56_gatebkaranotoukyou500-thumb-260xauto-2874.jpg



大塚高信『英文法点描』(篠崎書林、1956年、pp.179-81)より備忘のため書き留めておきます。


Never という否定の副詞は、その弟分でしかも最も普通な not と同様に、述語動詞が「助動詞+動詞」の場合には、その中間に置かれるものである。(中略)

ところが、Wyld の Universal Dictionary で “never” の所を引いて見ると、文例として it is never used now;never has been used before or since;never will be used again があがっている。(中略)

何故 Wyld の文例に never が前に出たものがあがっているのか。それは never used now に対照して「今から前にも…でない」「今後二度と…ない」ということを示す表現で、話者には “non-use” の観念のほかに、「過去」「未来」という「時」の観念が強烈なのである。だから、before とか again という時の副詞に stress が置かれて発音される。これが極端になると、Europe never has been and never will be under the domination of the sergeant-major.(ヨーロッパはその準尉の配下に置かれるようなことは今迄もなかったし今後もないだろう)のような文章になり、has been, will be にも stress が置かれるようになる。

つまり、Wyld の用例では、never という副詞が前に来ることによって、否定の意味が強められると同時に、has been によって表される「過去の経験」、will によって表される「未来」が強調されているのである。発音上の stress は、上述の如く never と before, never と again にあるが、場合によっては(二者を対照させていう時)、has been, will be に特別に強い stress を置くこともある。Never に強勢のあることは、何れの場合も同様である。

正常の語位に変化が起こると、そこに聴者の意識が集中され、その場にある語が強められるのは、考えてみれば理の当然である。(中略)Shaw の劇に “You Never Can Tell” というのがある。(中略)これは正常の語位を never が乱すことによって音調のリズムを整えるから、you can never tell といえない。それというのも、never に強勢を与えなければ、この表現の意味がシックリしない所に究極の原因があるからである。



(追記)

金口儀明『現代英語の表現と語感』(大修館書店、1977年、p.75)にも言及があります。


posted by 石崎 陽一 at 11:45 | Comment(0) | 発音・アクセント・文字(の指導) | 更新情報をチェックする

2014年08月04日

英語の綴りの発音には統一がない


N853_hamusuteddonomachimani500-thumb-260xauto-1803.jpg



大塚高信『英文法点描』(篠崎書林、1956年、p.132)より備忘のため書き留めておきます。


英語の綴りの発音に統一がない − というよりも寧ろ同一綴りが色々に発音されることは既に定評あるところ、“comb している所へ bomb を受けて tomb に入る”、“good な food は blood となる” など、綴りは同じでも発音は三つとも違う。“The rough cough and hiccough plough me through” では、五つの ough がみな発音を異にする。



posted by 石崎 陽一 at 19:10 | Comment(0) | 発音・アクセント・文字(の指導) | 更新情報をチェックする

2014年07月07日

<qu> という綴り字における発音の異同をペーパーテストで問うことについて


qu.png



本ブログの読者の方から以下のような質問を頂戴しました。


liquid と conquer について、下線部の発音を比べさせる定期考査の問題があります。

私は <qu> の部分だけを取り出して発音の違いを問うことに違和感を持ったのですが、どう思われますか?

音声学的には問題ないのでしょうか?



続きを読む
posted by 石崎 陽一 at 00:27 | Comment(0) | 発音・アクセント・文字(の指導) | 更新情報をチェックする

2014年03月29日

<o> が[ʌ] と読まれる理由


PPP_murasakinoberonika500-thumb-260xauto-339.jpg



安井稔『英語とはどんな言語か−より深く英語を知るために−』(開拓社、2014年、pp.116-7)より備忘のため書き留めておきます。


現代英語において [ʌ] 音を表す最も普通な字母は u である。たとえば、but, up, cut など。ところが、u 以外にも [ʌ] 音を表す字母がある。o である。たとえば son, some, love などである。ここで、字母 o が [ʌ] 音を表す語を重いだすままに拾ってみることにしてみよう。ton, tongue, among, money, none, done, glove, front, month, sponge など。ここまで並べると、何か気づくことがあるかもしれない。

そう、[ʌ] の音価をもつ字母 o の前か、あと、あるいは両方に字母 m か n, あるいは v が生じていることである。これは理由のあることであった。まず、これらの語における字母 o は、本来、字母 u であったのである。これらの語の場合、字母 u を筆記体のローマ字 u のように書くとミニム(minim)の長い連続体が生ずることになり、判読不可能となりかねない状態にあった。(ミニムというのは、ローマ字の筆記体で上から下へ引く1本の棒のことをいう。m にはミニムが3つある。)この苦境を避けるため考案されたのが、こういう環境にあった u の上部を閉じるという書記法上の工夫であった。o が[ʌ] と読まれる語を探そうとするなら、前後に n, m を含む語を探せということになった次第である。

なお、字母 u が[ʌ] と読まれず、[u] と読まれる語もいくつかある。bull, put, pulpit(教会の説教壇), pull, bullwork(重労働)など。いずれも直前にある両唇音 [p, b] によって[ʌ] への変化をはばまれたものである。



(追記)

宇賀治正朋『英語史』(開拓社、2000年、p.187)は上記 none と no(形容詞)との関係について、

両者は an と a, mine と my, thine と thy と同じ関係にある。各ペアの最初のメンバーが基本形で、後のメンバーは基本形から -n が落ちてできた派生形である。

と述べたのち、none と no の発音の分化についても記しています。


posted by 石崎 陽一 at 14:42 | Comment(0) | 発音・アクセント・文字(の指導) | 更新情報をチェックする

2014年01月09日

英語のアクセントと発音


img20090103235204.jpg



元来、英語の accent は、他のゲルマン系の言語と同じく、接頭辞がついているときは別として、語の最初の音節に置かれるのが原則でした。

ところが、ラテン系の言語では、それほどはっきりした規則がなく、フランス語ではだいたい最後の音節に来ることが多いです。

このように、accent の組織の違う外来語を採り入れたので、今日の英語は、学習者が辞書を引いていちいち調べてみなければならないような、ややこしい accent を持つ言語となったのですね。

続きを読む
posted by 石崎 陽一 at 00:00 | Comment(0) | 発音・アクセント・文字(の指導) | 更新情報をチェックする

2014年01月04日

誤りやすい綴り字(その4)


flower.jpg



4.派生語の綴り字


名詞の複数形を作るときには wives, knives, roofs, pianos, potatoes などの相違に注意を要しますし、

動詞の過去形や過去分詞形を作る際には cried, tried, played, picnicked などの綴り字を間違えてはなりません。

また、like, change, move などにおける語尾の発音されない
<e> は次に母音が来れば、liking, changing, movable などのように落ちるのが原則です。

しかし…

続きを読む
posted by 石崎 陽一 at 00:00 | Comment(0) | 発音・アクセント・文字(の指導) | 更新情報をチェックする

2014年01月03日

誤りやすい綴り字(その3)


img_fe6609911c462d82eb4f1d35af11e74f06f39b51.jpg



3.子音を重ねる綴り字


綴り字を覚えるときに問題となる一つの点は、子音字が1個であるかまたは重ねられるかということです。

単音節の語については次のような原則があります。

続きを読む
posted by 石崎 陽一 at 01:15 | Comment(0) | 発音・アクセント・文字(の指導) | 更新情報をチェックする

2014年01月02日

誤りやすい綴り字(その2)


img_4d7914119205ed6c194f6e61919736f4f4520fab.jpg



2.紛らわしい綴り字


同一の綴り字がいろいろに違って発音されると同時に、一つの音を示すのにいくつかの綴り方がありますので、知識を整理しておかないと混乱してしまいます。

続きを読む
posted by 石崎 陽一 at 09:39 | Comment(0) | 発音・アクセント・文字(の指導) | 更新情報をチェックする

2014年01月01日

誤りやすい綴り字(その1)


momiji.jpg



英語の綴り字は実際の発音と乖離している場合が少なくありません。

英米人でも間違えるのは、我々が漢字を覚えているつもりでも書くときには間違えたりわからなくなったりすることがあるのと似ています。

しかし普通に使う漢字ならば点が一つ落ちていてもおかしいと感じるはずです。

英語の場合でも、平素よく注意していれば、重ねるべき子音字が一つ落ちていたり、e と i とが逆になったりしていれば、なんとなく変だと感じるようになります。

次に綴り字の誤りやすい点を挙げてみましょう。


1.発音から離れた綴り字


英語には綴り字と発音とがかなりかけ離れている単語があります。殊に人名や地名にはその例が多く見られます。

続きを読む
posted by 石崎 陽一 at 00:38 | Comment(0) | 発音・アクセント・文字(の指導) | 更新情報をチェックする

2013年11月30日

diaeresis(分音・分音符)


diaresis.jpg



diaeresis とは隣接する二つの母音を二重母音ないしは単一の母音としてではなく、別々に発音することを指す用語です。

また、それを示すために第二の母音の上につける(¨)の符号を言います。

coöperation [kouàːpəréiʃən], naïve [nɑːíːv], Brontë [bránti] などが有名でしょう。

zoölogy のように頻繁に用いられる語には、この符号を用いないで zoology と書く傾向が強く、

naïve のような外来語にはこの符号を用いることが多いようです。

なお、ウムラウトと呼ばれる変母音を表す記号と形は同じですが、この2つは別のものと考えるほうがよいでしょう。


(追記1)

なお、接頭辞、特に re- を伴う語では、re-examine のようにハイフンを用いて母音が別個に発音されることを示すこともあります。

(追記2)

本記事の執筆にあたり以下の文献を参照しました。

清水護編『英文法辞典』(培風館、1965年、p.216)
井上義昌 編『詳解 英文法辞典』(開拓社、1966年、p.551)
村上陽介『英語正読マニュアル』(研究社、2000年、p.8)


posted by 石崎 陽一 at 10:04 | Comment(0) | 発音・アクセント・文字(の指導) | 更新情報をチェックする

diacritical mark(発音符)


diacritical marks.jpg



写真のように文字の周囲を飾る diacritical mark(発音符)について、

市河三喜編『英語学辞典』(研究社、1940年、p.295)より備忘のため書き留めておきます。(漢字は新字体に、仮名は現代仮名遣いに改めてあります。)


同一文字の異なる音価を示すために、その文字の上または下に付する点・数・弧などをいう。(中略)又 di-a-crit-i-cal の如く音節の切目を示すために用いる(-)(ハイフン)、coöperation の如く音を分けて発音することを示す(¨)(diaeresis), mère, café, fût;Tōkyō, Kyôto の如く母音の長短を示すに用いる(中略)諸種のアクセントも diacritical mark と呼ぶ。


(追記)

堀田隆一先生の書かれた記事が有益です。

diacritical mark




posted by 石崎 陽一 at 09:40 | Comment(0) | 発音・アクセント・文字(の指導) | 更新情報をチェックする

2013年09月29日

used to の発音


flower (48).jpg



used to の発音について、

Mignon Fogarty, The Grammar Devotional: Daily Tips for Successful Writing from Grammar Girl(Henry Holt & Co, 2009, p.32)より備忘のため書き留めておきます。


The correct phrase is used to with a d on the end. It's confusing because the d and t sounds between the words are easy to run together, making the phrase sound like use to when spoken aloud.


日本人にはあまり関係のない話かもしれませんが、印象的でしたので記しておく次第。


(追記1)

田中茂範『データに見る 現代英語表現・構文の使い方』(アルク、1990年、p.176)より引きます。

どうして used to で「…したものだ」の意味になるかについては、あまり説明されていないが、おそらく、古い英語では use が ‘to observe a custom’(他動詞)、‘to do a thing customarily’(自動詞)の意であった(OED 参照)ということと関係があろう。だとすると、used to の used は「…する習わしであった」ぐらいの意であろう。

(追記2)

江川泰一郎『英文法解説』(初版;金子書房、1953年、p.276)に意味の変化、発音の変化について略述があります。

(追記3)

中野清治『英語の法助動詞』(開拓社、2014年pp.204-5)は

used to は本来的に「不定の過去(=at one time, once)」の意味が内在しているので、具体的な期間や特定の時を表す副詞語句とは共起しない。

として last week, when he was a boy, for ten years などの副詞語句を挙げています。

なお、

連続した出来事が一つの習慣を構成している場合、その一つの出来事の期間を特定するためのものであれば許容される

として、

He used to stay here for three days.

という用例を挙げ、これは

3日間滞在することが何度も繰り返されて一つの習慣を形成していた

ので間違いではないと考えられるとしています。



posted by 石崎 陽一 at 02:05 | Comment(0) | 発音・アクセント・文字(の指導) | 更新情報をチェックする

2013年08月26日

dance の発音


a1380_000063.jpg



dance は、発音記号では、米音で [dæns] と、英音で [dɑːns] となっているにもかかわらず、

実際に耳で聞くと「ダンツ」に似た音に聞こえます。

これは、

dance という語の発音時、

[n] から [s] の発音へと移る過程で自然と

途中にわたり音 [t] が入ることになるからなのですね。

このように、

dance をはじめ、once, France, distance, sentence などにおける [-ns] は、アメリカ人の発音でも、イギリス人の発音でも、

程度の差こそあれ、わたり音 [t] が入って [-n(t)s] となるのですが、

恐らく、この [t] は [n] から [s] へ移る際には例外なく入る音ですから

発音記号上はいちいち表記しないということなのでしょう。

こうした例もありますので、

発音記号を用いて目で確認するのはあくまでも補助的な手段くらいにとらえ、

単語の発音はできる限り耳から覚えるのがよいと思われます。


posted by 石崎 陽一 at 15:36 | Comment(0) | 発音・アクセント・文字(の指導) | 更新情報をチェックする

2013年08月21日

naked などにおける -ed の発音の由来


lying_cat.jpg




荒木一雄 監修・小野捷・伊藤弘之 著『近代英語の発達−英語学入門講座・第6巻−』(英潮社フェニックス、2009年、p.81)より備忘のため書き留めておきます。


過去分詞に付加される -ed は17世紀末までは別の音節を構成していた。これは現在も naked [néikid], learned, wicked, blessed などの形容詞に残っている。


posted by 石崎 陽一 at 20:34 | Comment(0) | 発音・アクセント・文字(の指導) | 更新情報をチェックする

2013年08月19日

Tokyo の正しい発音は?


file2351291926095.jpg



Webster's New Geographical Dictionary(Merriam Webster, 1988)で Tokyo を引くと

Tokyo also Tokio [tóukiːou]

と3音綴になっていて驚きました。

京都も [kiːoutou] と3音綴になっているところからしますと、

<ky> は [kiː] と読むということでしょう。


(追記)

Tokyo, Kyoto の発音については『上掲書』(pp.1217, 637)を参照しました。


posted by 石崎 陽一 at 03:58 | Comment(0) | 発音・アクセント・文字(の指導) | 更新情報をチェックする

2013年07月21日

英単語・音の崩れの例


IMG_4944.jpg



昨年度ALT(外国語指導助手)の方とペアを組んで(もちろん)all in English で指導した際、

相方の発音で耳を引いた(?)ものをその都度書き留めていたのでしたが、

そのメモが出てきたのを機に、カタカナで表記する限界も承知の上で、以下に再録しておこうと思います。


accepts [エクプス]
also [ーソウ]
arrow [ロウ]
asked [ースト]
candidate [キャネデイッ]
carry [リー]
caught [ーッ]
children [チュドゥン]
cool [ーウォ]
feel [フィーヨ]
gifts [フス]
girl [ーロ]
grocery [グウシュリー]
hundred [ナード]
introduce [イナドゥース]
Internet [ナネッ]
law [ー]
mirror [ラ]
picture [クシャー]
poem [ウム]
quarter [ーラー]
twenty [トゥニー]



posted by 石崎 陽一 at 14:20 | Comment(0) | 発音・アクセント・文字(の指導) | 更新情報をチェックする

英語の発音といってもさまざま


file0001321825775s.jpg



英語圏の中にもさまざまな地域があり、さまざまな英語があって、

ネイティブ・スピーカーでさえも聞き取れないこともあります。

スコットランドを舞台にした映画「トレイン・スポッティング」がアメリカで公開されたとき、

同じ英語なのに字幕が付けられたというエピソードを聞いたことがあります。

ですので、もし英語圏での生活を考えるのであれば、渡航を考えている国の出身者に発音を習っておくのが無難と思われます。


posted by 石崎 陽一 at 14:05 | Comment(0) | 発音・アクセント・文字(の指導) | 更新情報をチェックする
ページトップへ戻る