2017年03月18日

電子化された『古事類苑』


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(クリックすると拡大します)



国際日本文化研究センターによれば、『古事類苑』とは

明治政府の一大プロジェクトとして明治12年(1879)に編纂がはじまり、明治29年(1896)から大正3年(1914)にかけて出版された、本文1,000巻、和装本で350冊、洋装本で51冊、総ページ数は67,000ページ以上、見出し数は40,354項目におよぶ大百科事典

であり、

ここには、前近代の文化概念について、明治以前のあらゆる文献からの引用が掲載されており、日本文化を理解するうえでたいへん有用な事典

です。


近年では電子化が進み、同センターが

古事類苑全文データベース

古事類苑ページ検索システム

を公開しています。


なお、冒頭の写真は国文学研究資料館の公開している

古事類苑データベース

です。


(追記)

渡部昇一・谷沢永一『読書連弾』(大修館書店、1979年)から『古事類苑』に関する渡部先生の御発言を書き留めておきます。

知識の宝庫として百科事典というのは物を書く人にとっても、単に知らないことを調べるんじゃなくてスプリングボードになるんじゃないかなと考えたことがありました。(pp.95-6)

古い百科事典というとみなバカにするし、百科事典的知識というのは今は恥ですね。ところが、案外知られていないけれどもいい百科事典というのは大変便利です。(中略)百科事典というのは素朴進化論的に新しければいいものだという迷信が一般になっているんですね。(p.96)

私も大学在学中も、それ以後も『古事類苑』を教えてくれる人には一人も逢わなかった。結局知るようになったものの、誰もほめる人がなかった。今価値が認められて再版も出てますが。やっぱり昔流の国学者の集め方というのは素朴なものですが、それだけに使い道はあるんでしょう。(p.98)


posted by 石崎 陽一 at 16:38 | Comment(0) | 愛用の(学習用)サイト | 更新情報をチェックする

2017年02月13日

大学入試センター試験(1987〜2014年度)英語語彙表


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大学入試センター試験の出題語彙を見ることは,日本の高校生の語彙力水準を推定する上で有効な手段になると言えるでしょう。とくに,大学での語彙指導を考えようとする場合,従来,どこまでを既習語彙とみなすかの線引きが非常に難しかったわけですが,本リストを活用することで,そうした判断に一定の目安が得られるのではないかと考えます。


…ということで、神戸大学の石川慎一郎先生のホームページにおいて大学入試センター試験(1987〜2014年度)の英語語彙表が公開されています。


posted by 石崎 陽一 at 23:16 | Comment(0) | 愛用の(学習用)サイト | 更新情報をチェックする

2017年02月08日

教科書コレクション画像データベースの公開画像の拡張


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広島大学図書館にて教科書コレクション画像データベースの公開画像の拡張がなされています。


広島大学図書館教科書コレクション画像データベース

広島大学図書館教科書コレクション画像データベース解題一覧


posted by 石崎 陽一 at 19:11 | Comment(0) | 愛用の(学習用)サイト | 更新情報をチェックする

2016年03月21日

Kindle アーカイブ


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明治以降に刊行された図書・雑誌のうちインターネットで閲覧可能なデジタル化資料が、国立国会図書館により、

近代デジタルライブラリー」を通じて公開されています。


これは、ブラウザ上でページをめくるようにして刊本の画像を次々に閲覧できるサービスで、

例えば、細江逸記『精説英文法汎論 第1巻』(泰文堂、1949年)なども読むことができます。(こちらをクリック。)



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さて、アマゾンジャパン(Amazon.co.jp)は、この「近代デジタルライブラリー」に収められたうち、

既に著作権保護期間が終了した作品を Kindle 版で販売するサービスを行っています。


現在では、Kindle ストア内にある「Kindle アーカイブ」において、文芸作品の名作が無料配信されています。


また、「近代デジタルライブラリー」の「国立国会図書館デジタルコレクション」への統合が進むなか、浮世絵、錦絵の傑作もそのラインアップに加わっています。


無料配信は今月18日から27日までの期間限定だそうです。


Kindle をお持ちの方はこの機会にご覧になってみてはいかがでしょうか。



(追記)

「斎藤秀三郎」で検索すると15件がヒットしました。


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posted by 石崎 陽一 at 09:10 | Comment(0) | 愛用の(学習用)サイト | 更新情報をチェックする

2016年03月19日

大英博物館を「貸し切る」


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(クリックすると拡大します)



Google Cultural Institute はグーグルが無料で提供しているサービスです。


世界各地の博物館や美術館、資料館の展示物や所蔵品をデジタル化し、オンラインで自由に検索し閲覧することができます。


私たちは自宅に居ながらにして、アート作品や歴史的資料を高解像度の画像で 一点一点 鑑賞したり、

館内全体を Google Street View のように360度のパノラマ画像で見て回ったりすることができます。


Google Cultural Institute はいわばバーチャル博物館であり、バーチャル美術館であり、バーチャル資料館です。



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(クリックすると拡大します)



大英博物館は昨年秋にこの Google Cultural Institute と提携し、オンラインの閲覧サービスを行っています。


現在、所蔵品のうち、約4,700点の展示アイテムが写真撮影されて公開されているほか、

館内のストリートビューが供され3Dオブジェクトのバーチャル展示がなされています。


画像には訪問者が写っていないため、あたかも大英博物館を貸し切っているかのような気分になります^^


検索は画面上部左端にある検索窓にキーワードを打ち込んで行います。

例えば、The Franks Casket を指定して Enter キーを押すと以下のページにジャンプするというわけです。



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(クリックすると拡大します)



The Franks Casket は鯨の骨でできた小箱です。

六面のうち五面に、半レリーフの絵とルーン文字の碑文が刻まれています。



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(クリックすると拡大します)


Google Cultural Institute の画面に提示されるのは高解像度の画像ですので、このようにズームアップをしてひだの細部まで眺めることができるのですね。


なお、画面左上にある「詳細」ボタンをクリックすれば簡潔な説明が作成日、実際のサイズ、寄贈者、登録日、各種データとともに現れ便利です。


(追記1)

Karl Schneider, "Zu den Inschriften und Bildern des Franks Casket und einer ae. Version des Mythos von Balders Tod", Festschrift für Walther Fischer(Heidelberg, 1959, pp.4-20)に依拠して The Franks Casket について述べておきます。

この小箱は1857年にその存在が知られるところとなり、1867年に A. W. Franks によって大英博物館へ寄贈されたことから、彼の名にちなんで Franks Casket と名づけられました。

1890年にフィレンツェの国立博物館でそれまで欠けていた右面が発見されて以来、とりわけ学問的にきわめて旺盛な好奇心を引き起こしてきました。

この小箱は初期アングロ・サクソン文化を示す証拠としては、おそらく最高の魅力をそなえたものであり、

ルーン文字学の上でも、言語学の観点からも、また伝承学史的にも芸術史的にも、問題が多々そこには現れています。


(追記2)

関連記事はこちら。

The British Museum: A Museum for the World
A New Site Lets You Walk the British Museum From Your Couch
大英博物館 All About



posted by 石崎 陽一 at 13:27 | Comment(0) | 愛用の(学習用)サイト | 更新情報をチェックする

音声・映像の一大会館


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今から40年ほど前、小川芳男先生は次のように述べておられました。


私はここ数年来「音声の図書館」ということを唱えている。「音声」で「図書館」というのは矛盾があるが、要は従来の図書の代わりにすっかり音声化した図書、逆に言えば図書を音声化したものをそなえる一大会館を建てるべきだという考えである。そこで古代英語も中世英語も現代英語も音声を通じて学ぶことができる。詩の朗読や劇などに至っては活字だけではとうてい望めないものが得られる。日常会話においてもそのことは同様である。
「英語教授・学習における現代の課題」
『講座・英語教育工学 第1巻 言語の教授と学習』
(研究社、1972年、p.4)所収


この「音声の図書館」は科学技術の進歩により実現され、

現在ではオーディオブックやインターネット上のウェブサイトなどの形で音声化(さらには映像化)が進み

共有化が図られています。

なかでも YouTube はあたかも仮想空間における「音声・映像の一大会館」の様相を呈しています。

というのも、例えば YouTube の検索窓に…

commercial と入力すれば海外のテレビコマーシャルを
interview と入力すれば著名人のインタビューを
movie trailer と入力すれば劇場映画の予告編を
travel guide と入力すれば世界各都市の旅行ガイドを

それぞれ視聴することができますし、

その他にも、検索ワードを工夫することにより、

古今東西、自分の興味に応じ、様々なジャンルの動画を探すことが可能だからです。

ではわれわれ教育者の仕事は、と言えば、こうした環境を、いかに教育的に利用するかということになりましょうか。


posted by 石崎 陽一 at 12:56 | Comment(0) | 愛用の(学習用)サイト | 更新情報をチェックする

2015年09月13日

NHK放送文化研究所の「ことばの研究」


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突然ですが、皆さん、「奥深い」「共存」をそれぞれ何と読みますか?


連濁と漢字音の読みとに関するある調査によれば、

「オクブカイ」と連濁形で発音する人が圧倒的に多く、漢字音の読みについては「キョーゾン」が多数派だったそうです。


上記の語はほんの一例ですが、NHK放送文化研究所はこうした「ことばのゆれ調査」を実施、結果を分析して


「なるべく例外を少なくしていく動き」(=長いものに巻かれていく形で変化する)という傾向


を明らかにしています。

専門用語でいう analogy(類推)の作用の一例ですね。


NHK放送文化研究所のホームページことばの研究のコーナーには興味深い記事が満載、愛読しています。


(追記)

同コーナーにおける「ウサイン・ボルトの “ I ” は、なぜ『オレ』と訳されるのか」という記事も、役割語という概念を用いて分析がなされており、たいへん面白かったです。

なお、役割語(role language)という概念について、この概念の導入者である金水敏氏は、『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』(岩波書店、2003年、p.205)において

ある特定の言葉遣い(語彙・語法・言い回し・イントネーション等)を聞くと特定の人物像(年齢、性別、職業、階層、時代、容姿・風貌、性格等)を思い浮かべることができるとき、あるいはある特定の人物像を提示されると、その人物がいかにも使用しそうな言葉遣いを思い浮かべることができるとき、その言葉遣い

を役割語と呼ぶと定義しています。

また、金水敏 編『役割語小辞典』(研究社、2014年、pp.v-xv)には、役割語の分類と歴史的な形成・継承・拡散の過程の略述があり便利です。



posted by 石崎 陽一 at 12:25 | Comment(0) | 愛用の(学習用)サイト | 更新情報をチェックする

辞書・調べ物サイト



未分類ですが、使用の便宜のためにひとまずまとめておきます。なお、関連記事をクリックするとそのサイトの解説へジャンプします。


Longman Dictionary of Contemporary English Online(よく使われるフレーズやコロケーションも合わせて調べられ重宝します。)

corpus.byu.edu

COCA(Corpus of Contemporary American English)
関連記事

British National Corpus(BYU-BNC)

Longman English Dictionary Online

Oxford Learner's Dictionaries

Collins Dictionaries

Cambridge Dictionaries Online

Merrium-Webster Online

The Historical Thesaurus of English関連記事

英日・日英 翻訳訳語辞典関連記事

英辞郎

The Old English Aerobics Glossary関連記事

The Wikipedia Corpus関連記事

TCSE(TED Corpus Search Engine)関連記事

現代日本語書き言葉均衡コーパス

Google Book Ngram Viewer関連記事

発音記号エディタ関連記事

VocabProfilers

Text to Speech関連記事

Natural Reader

ReadSpeaker


Type IPA phonetic symbols

Sketch Engine

人文リソース集 ARIADNE

A Gateway to Studying the History of the English Language

Visual Dictionary Online

Online Etymology Dictionary

英文語彙難易度解析プログラム

Linguee

Online Readability Calculator

subzin.com(Movie Quotes)

Sentence Examples

PERC Corpus(科学技術英語コーパス)

Metrolyrics(歌詞の検索)

AZLyrics(歌詞の検索;アルバム別)

Instant Online Puzzle-Maker

Online OXFORD Collocation Dictionary

Encyclopædia Britannica

小学館コーパスネットワーク

Wordcount(頻度順の単語リスト;主な英単語、86800語についてその出現頻度を調べることができる)

howjsay.com(a free online talking dictionary of English pronunciation)(関連記事

Youglish(a YouTube-based pronunciation dictionary)(関連記事

逐次PubMed/MEDLINE表現検索 inMeXes

explain like I'm five

CLC FCE Dataset( non-native speakers の英作文のデータを添削とともに収録したデータがダウンロード可能)

文字列検索(国語研日本語ウェブコーパス)(258億語規模;関連記事

国語研日本語ウェブコーパス(258億語規模;関連記事

古事類苑データベース(国文学研究資料館)

古事類苑全文データベース(国際日本文化研究センター)

古事類苑ページ検索システム(国際日本文化研究センター )

TIME Magazine Corpus

Corpus of Global Web-Based English(GloWbE)

Gerry's Vocaburary Teacher − An Essential Tool for Teachers of English

Macmillan Dictionary

日本医師会 医学用語辞典


(追記)

以下のリンク先には上記以外のサイトについても紹介があります。

愛用の(学習用)サイト



posted by 石崎 陽一 at 12:20 | Comment(0) | 愛用の(学習用)サイト | 更新情報をチェックする

2015年07月30日

麻布英語と Text to Speech


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(クリックすると拡大します)



麻布英語には、授業で使われた動画やそのスクリプトなどがアップロードされています。


興味を引かれたコンテンツを視聴してみるのもよいでしょう。


また、画面右上のリンク集から I am translator をクリックすると Text to Speech というウェブサイトへ飛ぶことができます。


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(クリックすると拡大します)



英文を音読してくれるサービスなのですね。

やり方は簡単。

画面の中ほどにある空白のスペースへ英文をコピー&ペーストし、「Say it」のボタンをクリックするだけ。

貼り付けられた英文を男性の声で読み上げてくれます。

(女性の声に切り替えたい場合は「Language」の右横をクリックすると現れるプルダウンメニューから「English(female)」を選択してください。)

なお、「Speed」の右横をクリックすると現れるプルダウンメニューで読み上げの速度を変えることができます。

無料だけあって広告ばかりで少しうんざりですが、なかなか使いでの学習用サイトです。


(追記)

こちらもどうぞ。

Read Speaker


posted by 石崎 陽一 at 11:37 | Comment(0) | 愛用の(学習用)サイト | 更新情報をチェックする

2015年04月26日

History and Current Issues for the Classroom(Brown University)


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(クリックすると拡大します)


今は英米の一流大学のレクチャーに自宅に居ながらにして触れることができありがたいですね。


Brown University の THE CHOICES PROGRAM では、自分の興味のある範囲の歴史を学習することができます。


サンプル教材はこちら


授業(準備)にも活用できそうです。


(追記)

以下の記事では英語学習に有益な Free Open Courseware を特集しています。よろしければご覧ください。

予期せぬ便りはよい便り(その2)



posted by 石崎 陽一 at 12:27 | Comment(0) | 愛用の(学習用)サイト | 更新情報をチェックする

童話から大人が学べること


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(クリックすると拡大します)


The Best Lessons from Childhood Fables (That Still Matter as an Adult)

は9本の童話の要約と教訓が記事になっているウェブサイト。

写真や動画付きで楽しく読み進めることができます。

ラインナップは以下の通りで、本数は少ないのですが、一つ一つの記事に大人の学びポイントが詰まっています。


● The Ants and the Grasshopper: The Importance of Thinking Ahead
● The Dog and His Reflection: Be Content With What You Have
● The Crow and the Pitcher: Don't Give Up When Things Look Bad
● Belling the Cat: Execution Is More Important than Ideas
● The Young Crab and His Mother: Lead by Example
● The Gnat and the Bull: You're Probably Not as Important as You Think
● The Hart and the Hunter: Don't Underestimate Yourself
● The Lion, the Ass, and the Fox Hunting: Learn from Others' Failures
● The Wind and the Sun: Kindness is King



ライティングをはじめ、指導にも活かせそうです。


posted by 石崎 陽一 at 12:17 | Comment(0) | 愛用の(学習用)サイト | 更新情報をチェックする

英単語の「寿命」と変遷がわかるオンライン辞典


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(クリックすると拡大します)


雑誌 COURRiER Japon の編集部ブログは2015年2月19日付の記事で英単語の変遷が分かるオンライン辞典が取り上げられており、興味を引かれました。

−−−−−−

The Historical Thesaurus of English は、スコットランドのグラスゴー大学から発表されたオンライン辞典。


この類語辞典は、現代英語の類義語辞典であるロジェ(Roget)の Thesaurus に倣い、OED の協力を得て

2009年に出版された史的類語辞典 The Historical Thesaurus of the Oxford English Dictionary の電子版で、

過去約1000年間に使われた英単語80万語を意味、時代ごとに分類したデータベースです。


このシソーラスである単語を調べると、歴史的に古い順に類語が表示されます。


OED と協力したことで、

各単語の隣には記録が確認された年代と最終使用年代とが表示され、それぞれの意味はリンク先のオックスフォード英語辞典(OED)で検索できる仕組みになっています。


少し大げさに言えば、各語の「寿命」が一目でわかるようになったわけですけれども、

英語が長年の間にどのように変化したかを調べる資料としても活用でき、カテゴリーによっては時系列に類語を並べると人々の意識の変わり方を見て取ることができます。


歴史的に類語が最も多いカテゴリーは darling や my dove などに代表される「愛称」のほか、酔った人や愚かな人を表現する言葉だそうです。


インディペンデント紙によると、酔っぱらいを表す drunk の類語は古英語まで遡って193語もあるそうです。こちらでリストを見ることができます。


posted by 石崎 陽一 at 12:07 | Comment(0) | 愛用の(学習用)サイト | 更新情報をチェックする

Written Sound(英語擬音語辞典)


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Written Sound は英語の擬音表現を検索できる onomatopoeia dictionary です。


漫画『ドラゴンボール』などからも引用がなされていて、楽しいウェブサイトです。


posted by 石崎 陽一 at 12:06 | Comment(0) | 愛用の(学習用)サイト | 更新情報をチェックする

2015年02月07日

The BYU Wikipedia Corpus


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The Wikipedia Corpus は、英語版の Wikipedia をコーパスに仕立て、オンラインで検索できるようにしたもの。

COCA に代表される BYU Corpora で有名な Mark Davis 氏がリリースされました。

サイトの説明を引いておきます。


The BYU Wikipedia corpus, which was released in early 2015, was created by Mark Davies (professor of linguistics at Brigham Young University). It contains 1.9 billion words in 4.4 million web pages, and you can search the entire corpus with the same type of queries as the other BYU corpora.

This corpus contains the full text of the English version of Wikipedia, and it contains 1.9 billion words in more than 4.4 million articles. But this corpus allows you to search Wikipedia in a much more powerful way than is possible with the standard interface. You can search by word, phrase, part of speech, and synonyms. You can also find collocates (nearby words), and see re-sortable concordance lines for any word or phrase.


動画チュートリアルもあり、これからいろいろ試してみようと思います。




posted by 石崎 陽一 at 11:53 | Comment(0) | 愛用の(学習用)サイト | 更新情報をチェックする

英日・日英 翻訳訳語辞典


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(クリックすると拡大します)



英日・日英 翻訳訳語辞典は、サイトの説明によると

信頼できる翻訳家が邦訳した本と、日本語で書かれた本の英訳を出典にして、実際に使われた訳語を集めたデータベース

であり、

通常の英和辞典の不備を補うことを目的

としたオンライン辞書です。


実際、文芸翻訳において、technically など、市販の英和辞典が役に立たない単語のひとつですけれども、この辞典からはかなりのヒントが得られる、と越前敏弥先生より伺いました。

これからいろいろ試してみようと思います。



posted by 石崎 陽一 at 11:36 | Comment(0) | 愛用の(学習用)サイト | 更新情報をチェックする

2014年12月14日

The History of English in Ten Animated Minutes


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英語は、元来、北ドイツの少数の部族が用いていたゲルマン語の方言であり、

これら部族の原住地は、日本の紀伊半島と同じくらいの大きさでした。

そこから彼らがイギリスの島に移住し始めたのが紀元450年頃のことです。

その英語が、いまや、世界的に見て極めて話者人口の多い大言語となり

New Englishes, World Englishes, English as a Global Language, English as an International Language, English as a lingua franca, Global Englishes

などとも呼ばれるに至っているわけですね。

部族の方言がおよそ1500年の時を経て国際共通語となる。

その筋道こそがとりもなおさず「英語の歴史」であると
渡部昇一先生は喝破されておられます。


−−−−−


さて、1500年以上にもわたるこの筋道を、たった10分で辿ってみようという試みが、今回、ご紹介する、

The History of the English Language in Ten Animated Minutes

と題する映像です。

この映像は10個のトラックに分かれており、以下の題目について、それぞれが1分程度でまとめられています。


• Anglo-Saxon
• The Norman Conquest
• Shakespeare
• The King James Bible
• The English of Science
• English and Empire
• The Age of the Dictionary
• American English
• Internet English
• Global English



長い歴史を大急ぎで振り返るわけですから、語りが早口になっていますけれども、

それぞれのトラックには、スクリプトが添えられており、学習の便宜が図られています。(こちらをクリック。)

なお、YouTube 上には、上の10個のトラックを合体させ、さらにスクリプトを字幕表示できるようにした映像がアップロードされています。

ここではこちらのバージョンをお示ししておきますね。


部族の方言がおよそ1500年の時を経て国際共通語となる。

10分ほど、歴史のロマン溢れる旅を味わってみてはいかがでしょうか。






(追記1)

字幕の出し方がわかりづらいかもしれませんのでひと言。

上の画像をマウスでクリックすると映像が流れます。

その画面の右下にあるアイコンをクリックすると全画面表示になります。

全画面表示の状態にすると、画面右下に5つアイコンが並んでいるのが見えるかと思います。

左から2つ目のアイコンをクリックすると字幕が出ます。


(追記2)


全10トラックのスクリプトはこちらをクリック


(追記3)

The History of English in Ten Animated Minutes は The Open University が制作した映像です。

The Open University は open to people, places, methods and ideas を使命として国際的に通信教育を行うイギリスの国立大学です。

この大学が運営する Open Learn と呼ばれる学習空間では、コースの一部をサンプルとして無料で見ることができます。

The History of English in Ten Animated Minutes はその一環として公開されているのですね。


(追記4)

英語学習に有益な Free Open Courseware について、以前にまとめたことがあります。こちらをクリック


(追記5)

The History of the English Language in One Chart と題する次のスライドがよくできています。(クリックすると拡大します。)

The_History_of_the_English_Language.bmp
(retrieved from:http://is.gd/sX6lky



posted by 石崎 陽一 at 05:57 | Comment(0) | 愛用の(学習用)サイト | 更新情報をチェックする

2014年12月13日

TCSE(TED Corpus Search Engine)


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ウェブサイトの紹介によると、

TCSE(TED Corpus Search Engine)とは


1700 件以上の TED Talk のデータを用いたコーパス


のことであり、この検索システムによって


基本的に公開されている全ての TED Talk に含まれる英語による発話を検索して、文脈とともに表示したり、当該の箇所をピンポイントで再生したり


することが可能です。



TCSE.JPG
(クリックすると拡大します)


上の画面は検索窓に biomimetics と入力した結果を示しています。

1700 件を超えるデータの中から biomimetics を含む TED Talk をリストアップしてくれた状態なのですね。

今回は3件がヒットしました。

さて、画面下方にある 右向き三角1 のボタンをマウスでクリックすると TED Talk に画面が遷移し、biomimetics という語が含まれる発言のシーンが再生されるという仕掛けです。

また、映像の下にはセリフがチャンクごとに書き起こされ、その日本語訳が添えられています。


英語の学習や指導に大いに役立ちそうですね^^


ユーザーズ・マニュアルが用意されていますので、実際に使いながら、詳細な使用法・活用法を身につけていきたいと思いました。

このような貴重なものを無償で提供してくださり、作成者である長谷部陽一郎先生(同志社大学)には感謝しております。



posted by 石崎 陽一 at 22:16 | Comment(0) | 愛用の(学習用)サイト | 更新情報をチェックする

2014年03月18日

英語学習ソフトe-touch


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e-touch は日本語を介さずに英語で事物の名前などを覚えるのにぴったりのウェブサイトです。

サイトの説明によると、1000語が31のカテゴリーに分けられています。

http://p.tl/8t1c

例えば、次をご覧ください。

http://p.tl/YL6r

この画面は Body Parts というカテゴリーの集合絵を示しています。

集合絵の中に、単語の絵が個別にちりばめられているのがおわかりになるでしょう。

単語の絵をマウスでクリックすると、その単語の発音を聞くことができます。

また、画面左上の Word ボタンをクリックすると、当該語のイラストが拡大されてるのが見えます。

この画面では該当語がスペリングと例文が発音とともに学習できるように設計されている。

ここでは、上記の crutches を選択した画面を例にとって説明しますね。

イラストの右側に Word, Question, Answer, Example1, Example 2 の各空欄がありますが、

それぞれの空欄をマウスでクリックすると、それぞれ音声で読まれるという仕掛けです。

この Example の英文がよくできていると感じました。

今回の crutches の場合ですと、次の例文が挙げられています。

Crutches help an injured person to walk.

Walking with crutches is not only difficult but tiring.

いかがでしょうか。

他にも、

Some people grow cauliflowers as flowers because they are very beautiful vegetables, but most people eat them.

Cleaning products usually smell like lemons because the aroma of lemons is fresh.

など良質の例文が揃っています。


−−−−−−


空欄の脇にあるShowというチェックボックスにチェックを入れると、空欄内にいま読まれた音声が文字化されて現れますので、リスニング練習だけでなく、ディクテーション練習もできそうです。

なお、Example 1, Example 2 に関しては、空欄の右上にプルダウンリスト(クリックすると下にリストが展開する仕掛け)が設置されています。

このリストの中には Japanese という項目が見えますが、これをクリックして選択すると、各例文の日本語訳が表示されますので、和訳練習や、逆に、英作文の練習に使用することもできるかと思います。

またオートランモードを使うとクイックレスポンスの練習をすることもできます。

このように、結構いろんな用途に使えると思うサイトです。一度、お試しされてはいかがでしょうか。

http://p.tl/8t1c


(追記)

この学習ソフトのマニュアルは次のページから取得することができます。

http://p.tl/HMSY

また、トップページにおいて、画面下方へスクロールすると instruction video があり、手っ取り早く仕様を把握したい場合に便利です。

http://p.tl/8t1c


posted by 石崎 陽一 at 00:56 | Comment(0) | 愛用の(学習用)サイト | 更新情報をチェックする

2014年03月17日

漫画で英語学習(ドラえもんのひみつ道具)


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少し前に子供たちを連れて「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」を観てきました。

題材がひみつ道具とあってたくさんのひみつ道具が登場して懐かしかったです。

映画館には老若男女を問わず多くの観客がいて、あらゆる年齢層に人気を博していることが看取されました。

個人的にはテクノポップユニット perfume の主題歌もよかった^^


★★★


さて、次のウェブサイトではドラえもんのタケコプターやタイムマシンなどの便利な道具が以下のような平易な英語で解説されていて興味をそそられる生徒も多いのではないかと感じました。


The entrance to Doraemon's time machine is in Nobita's desk drawer. The time machine looks like a simple platform with a control console, and a clock with five hands overhanging the console. Doraemon is often seen piloting the time machine.http://p.tl/9R2e


One of the main modes of transportation for the various characters is the take-copter, which combines the words taketombo (bamboo dragonfly, the Japanese name for the bamboo-copter), and part of the word herikoput which means helicopter. The take-copter was also called the heri-tombo in early stories. The device is a propeller attached to a tiny suction cup which can be attached to enable flight.http://p.tl/i5FK


このように、文法項目の理解の足しにも活用できそうなホームページです。

なお、トップページには Doraemon Tools and Gadgets がカテゴリ別に分類されています。

例えば、Transportation という上位概念の下には Air, Space, Time, Water といった下位概念がツリー状に階層化されているといった具合。

上記のページはこの一覧からジャンプしました。


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2014年03月16日

FSI Language Courses


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The Foreign Service Institute(FSI)は外交官の養成を行うアメリカ国務省の下部組織です。

米国の未来の外交官を育てるこの機関では集中的な語学訓練が行われています。

その数は70ヶ国語以上にわたるのですが、そのうちの45ヶ国語についてはそのテキストと講義の音声が無料で公開されています。

それが FSI Language Courses というウェブサイトです。

http://p.tl/3H86

フランス語、ドイツ語、イタリア語、中国語などからアラビア語、ブルガリア語、ルーマニア語などに至るまでラインナップが多彩、

膨大な量の(しかもきめ細やかな)学習資材が揃っています。

日本語のコースもあります。

いちど覗いてみられてはいかがでしょうか。


posted by 石崎 陽一 at 02:52 | Comment(0) | 愛用の(学習用)サイト | 更新情報をチェックする
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