2017年09月10日

英語とドイツ語の関係がわかる一例


Berg.png
(retrieved from:https://goo.gl/Re5DCe


「山」は英語では mountain ですが、ドイツ語では Berg と言います。

ところが、「氷」になると iceberg となり、

英語とドイツ語の関係が明らかになります。



iceberg.jpg
(retrieved from:https://goo.gl/tPpeY8


すなわち、ドイツ語でも Eisberg なのでして、

iceberg という現代英語の berg は hill(丘), barrow(塚)の意で、

ドイツ語の一方言だった時代の古い英語が残存しているのですね。



barrow.jpg
(retrieved from:https://goo.gl/CPjPzy


なお、「山」を表すドイツ語 Berg は「城」を表すドイツ語 Burg とも同根で、

ともに「高い」を表す印欧語根 *bhergh-(高い)に遡るとされます。

本エントリーに掲げた複数枚の写真から聳え立つイメージの共通性が看取されましたでしょうか。



Burg.jpg
(retrieved from:https://goo.gl/SgBJv1


(追記1)

参考文献はこちら。

● 『英語語源辞典(縮刷版)』(研究社、1999年、p.683)
● 下宮忠雄『ドイツ語語源小辞典』(同学社、1993年、pp.14-5)


(追記2)

関連記事はこちら。

英語の語彙を構成する本来語と借用語の比率について


posted by 石崎 陽一 at 10:23 | Comment(0) | 語源の話 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
ページトップへ戻る