2017年07月22日

目的を表すいろいろな言い方


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(1)「何々するために」と、ある行動・行為の目的を表すにはふつう to 不定詞を使います。

I stood on the chair to change the light bulb.(電球を換えるために椅子に乗った)

【注意】

「何々のために」という意味の英語に for という前置詞があります。前置詞の後ろには名詞・代名詞・動名詞が続きますから for doing とすればたしかに「何々するために」となりますが、この言い方はある物の使用目的をいう場合にのみ使うようにします。

This knife is for cutting cheese.(このナイフはチーズを切るためのものです)

This knife is used for cutting cheese.(同上)


(2)目的をもっとはっきり示す場合には in order to do や so as to do を使います。

I shut the window in order to keep out the insects.(虫が入らないように窓を閉めた)

I shut the window so as to keep out the insects.(同上)



(3)in order to do はやや文語的で、もっぱら「目的」を表します。so as to do は口語的で、「目的+結果」の含みをもっています。

I moved to a new apartment so as to be nearer to my work.((結果として)職場にもっと近くなるように、新しいアパートに引っ越した)


(4)よって so as to do を文頭で使うことは多くありません。

In order to appreciate this poem, you should read it aloud.(この詩を鑑賞するためには声を出して読むべきです)


(5)「何々しないために」という場合にはふつう not to do とはせず、in order not to do または so as not to do の形を使います。not の位置に注意してください。

Mike didn't say where he was going so as not to worry her.(彼女を心配させまいと、マイクは行き先を告げなかった)


(6)単に not to do とするのは以下のような限られた場合に限ります。

Take care not to fall.(転ばないように気をつけてね)

Be careful not to fall.(同上;ただし、こちらの言い方の方がふつう)

We're here not to talk but to act.(ここに集まったのは話し合うためではなく、行動するためだ)


(7)to 不定詞を使って目的を表す場合、to 不定詞の意味上の主語を表すには for 何々 to do または in order for 何々 to do を使います。

Fred stepped aside for her to pass.(彼女が通れるように、フレッドは脇へどいた)

Fred stepped aside in order for her to pass.(同上)



(8)このように文法上の主語(文全体の主語)と to 不定詞の意味上の主語が違うときは so that などの接続詞も使えます。so that はあとに助動詞 can, may; will が続きます。

Talk louder so that I can hear you.(聞こえるようにもっと大きな声で話してください)


(9)主節の動詞が過去形の場合には次のように過去形の could, might; would を使うことに注意が必要です(時制の一致)。

Lucy took a job so that her husband could continue studying.(夫が学業を続けられるように、ルーシーは働きに出た)

Lucy took a job for her husband to continue studying.(同上)



(10)口語ではthatを省略することもあります。

I gave him the key so he could move my car.(私の車を移動できるように、彼にキーを渡してやった)


目的を表すのに、so that の他にも for fear や in case という接続詞があります。


(11)「何々するのを恐れて」という意味で「何々するといけないから」という場合には for fear を使います。for fear は文語調ですが、will(would) を続けると口語調に近くなります。

My father doesn't travel by air for fear he will have a heart attack.(父は心臓発作を起こすといけないので、飛行機の旅行はしません)

I held her hand for fear she would fall.(彼女が倒れないように、私は彼女の手をつかんでいた;時制の一致に注意)



(12)「何々する場合に備えて」という意味で「何々するといけないから」という場合には in case を使います。in case は予防の意味を含みます。英英辞典を引くと、so as to be safe if (something happens) とあります。

Keep the window closed in case it rains.(雨が降るといけないから、(その予防として)窓を閉めておきなさい)



posted by 石崎 陽一 at 10:30 | Comment(0) | 文法・語法ノート | 更新情報をチェックする
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