2017年02月12日

母語がすべての基本


MOK_ahiruhanashiai500-thumb-260xauto-1140.jpg



井上ひさし『井上ひさしの読書眼鏡』(中央公論新社、2011年、pp.118-9)より備忘のため書き留めておきます。


オーストラリアの首都キャンベラの、ある公立中学校を見学したときのことですが、ちょうど数学の小試験の最中で、黒板には、「ピタゴラスの定理を文章で説明しなさい」と大書してありました。

先生に、数学というよりは英語の試験ですねとたずねると、答えはこうでした。

「母語としての英語がすべての基本ですからね、数学もじつは英語として教えているのですよ」

(中略)

のちにわかったのですが、この姿勢はたくさんの国に共通していました。母語を軽く扱っているのは、わたしたちの国くらいのものでしょう。



posted by 石崎 陽一 at 07:36 | Comment(0) | 読解の学習・指導 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
ページトップへ戻る