2017年01月07日

実践的な英語力を身につけさせるためには、徹底した練習やドリルが必要である


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応用言語学の大家である阿部一(あべはじめ)先生による『英語教師のNGワード』(研究社、2011年)より備忘のため書き留めておきます。


日本という英語を使うのにはハンディーのある環境で、生徒たちに本当の意味での英語力をつけさせて自信を持たせてあげるために、いまもっとも重要な練習法(定着法)の1つが、皮肉なことに実はこの「捨てられたはずの機械的ドリル」なのである。(p.30)

学習項目をきちんと十分な説明やら解説をしてあげて、生徒の理解を図り、そのうえできちんと意味のあるドリルをすることで定着を図れれば理想的である。(p.16)

まずは生徒を大人として扱ったときの重要な鍵は、理解を図っての学習である。すなわち、理解させ気づきを持たせた上で、意識を高めさせながらの学習を心がけることである。(p.119)

単に英語について教師が語って、それを生徒が理解してノートにとるだけでは、とても実践的な英語力は身につかない。それを具体的に「実」にするためには、徹底した練習やドリルが必要である。(p.119)

授業では楽しいリラックスした環境を作ってあげることは大事だが、練習や理解などはある面で厳しくかつスピーディにさせなくてはいけない(p.118)


(追記)

阿部一英語総合研究所のホームページより阿部先生のプロフィールを引いておきます。

元・獨協大学外国語学部、及び同大学院教授。

20年以上に渡って獨協大学の英語教育プログラムの向上に尽くした。その間、同大学の英語入試問題の全面改 訂の責任者や、新カリキュラム改訂責任者などを行い、国際交流の責任者である同大学国際交流センター長を最後に退職。その他、武蔵野美術大学、立正大学などでも教鞭を取った。

元・NHK ラジオ「基礎英語3」(1994〜96年) 講師。

文部科学省をはじめ、英検や各都道府県の教育委員会・教育センターなどで、日本人教師や外国人講師にすでに300回以上の講演会、研修会、ワークショップなどを行っている。

2005年より阿部一英語総合研究所(英総研)所長。最新理論に基づいた“分かりやすく使いやすい”各種の指導テクニックの研修会を行っている。現在、理論と実践の橋渡しに関心があり、使いやすく実践的で効率的な教材作りや、後進の指導に当たっている。






posted by 石崎 陽一 at 18:54 | Comment(0) | ユメブン | 更新情報をチェックする
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