2016年08月30日

英語を英語的に理解する上において英文和訳をどう考えたらよいか


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『現代英語教育講座 第六巻 英語の文法』(研究社、1965年)所収、江川泰一郎「基本語法(中学課程篇)」は


いわゆる日本語の訳語が、英語の語法の実態をつかみ、その意味を理解する上の障害になる例がよくある(p.95)


ために


われわれ教師は生徒が訳語にたよる危険にたえず注意を払ってやらなければならない(p.99)


とした上で、


現実的に考えれば、生徒は(教師の指導がどうあろうとも)多かれ少なかれ頭の中でつねに英文和訳をやっているのではなかろうか。われわれの生徒が日本語を生活語としている以上、彼らが日本語の訳語にたよるという現実を無視することはできない。無視するとすれば(中略)英和辞典の使用も禁ずるべきで、ついでに学校においても家庭においても、生徒が日本語を使うことを一切禁止するのがよい。

とにかく、英語を英語的に理解する上において、(中略)英文和訳をどう考えたらよいかを現実に即してもう少し研究すべきであると思う。
(p.99)


と主張しています。


posted by 石崎 陽一 at 09:33 | Comment(0) | 読解の学習・指導 | 更新情報をチェックする
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