2016年08月17日

採点は対話


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東洋経済 ONLINE の2016年8月16日付記事に東京大学入試担当の南風原朝和理事・副学長のインタビューが掲載されています。

備忘のため書き留めておきます。

なお、このやりとりには「答案と向き合う中で採点基準が決まる」という小見出しが付いています。


五神総長が文部科学省の会議に出した意見書には、「記述式試験は受験生との対話」とあります。どういう意味でしょうか。

2つの意味があります。まず、出題が大学からのメッセージであり、それに解答するという対話です。格闘しがいのある問題を出し、それにチャレンジしたいという生徒を歓迎するということです。入試で問われている力は、大学の学習で必要なものです。入試を通じて、高校と大学は接続しているのです。

もう一つ、採点の過程が対話なのです。私が授業で実施する統計の試験でも、いくつかの解を想定して作問したとしても、採点を始めると、より良いスマートな解が学生から出たり、逆に思ってもいない誤りが出たりすることもあります。完全な正解ではない解を比較して、「どちらが良い解か」を決める中で順番付けがはっきりしていきます。こうして、採点するうちに基準がより明確になっていき、何を測っているのかが確定していくのです。

(一般入試では)その作業が、何千人かの受験生の答案を通してのやりとりになります。もちろん初めから基準はあるのですが、採点をするうちに「さっきの答案は、良いじゃないか」と戻って見直すこともある。こうして基準が洗練されていく過程が、受験生との対話のようなやり方になっているのです。



さて、英語の採点に関してはどうなのでしょうか。


posted by 石崎 陽一 at 11:32 | Comment(0) | 受験生の皆さんへ | 更新情報をチェックする
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