2016年03月19日

音声・映像の一大会館


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今から40年ほど前、小川芳男先生は次のように述べておられました。


私はここ数年来「音声の図書館」ということを唱えている。「音声」で「図書館」というのは矛盾があるが、要は従来の図書の代わりにすっかり音声化した図書、逆に言えば図書を音声化したものをそなえる一大会館を建てるべきだという考えである。そこで古代英語も中世英語も現代英語も音声を通じて学ぶことができる。詩の朗読や劇などに至っては活字だけではとうてい望めないものが得られる。日常会話においてもそのことは同様である。
「英語教授・学習における現代の課題」
『講座・英語教育工学 第1巻 言語の教授と学習』
(研究社、1972年、p.4)所収


この「音声の図書館」は科学技術の進歩により実現され、

現在ではオーディオブックやインターネット上のウェブサイトなどの形で音声化(さらには映像化)が進み

共有化が図られています。

なかでも YouTube はあたかも仮想空間における「音声・映像の一大会館」の様相を呈しています。

というのも、例えば YouTube の検索窓に…

commercial と入力すれば海外のテレビコマーシャルを
interview と入力すれば著名人のインタビューを
movie trailer と入力すれば劇場映画の予告編を
travel guide と入力すれば世界各都市の旅行ガイドを

それぞれ視聴することができますし、

その他にも、検索ワードを工夫することにより、

古今東西、自分の興味に応じ、様々なジャンルの動画を探すことが可能だからです。

ではわれわれ教育者の仕事は、と言えば、こうした環境を、いかに教育的に利用するかということになりましょうか。


posted by 石崎 陽一 at 12:56 | Comment(0) | 愛用の(学習用)サイト | 更新情報をチェックする
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