2015年12月30日

大阪、和歌山、そして神奈川の先生方による授業見学を終えて


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東京都に奉職して20年近くになります。この間、様々なタイプの学校で、多様な生徒に接してきました。

その都度、その学校でしかできないことを探し、与えられた場所でしっかり咲こうと努めてきました。

現在は日比谷のような生徒の賢い学校に勤める中、プレッシャーを感じつつこれまでやってきました。

英語を(いかなる理由にせよ)学びたいと思い、50分間 席に座り 黙って人の話を聞くことのできる生徒に対して自分は何ができるのか、悩み続けここまで歩んできたわけです。


何せ、誰から見ても、うまくいって当然、な環境ですからね。


本校で2回目の担任を拝命し、少しは慣れたのか、学校の最寄駅に近づくと起きる腹痛を鎮めるため水なしで飲める薬を服用する回数もいまは減りました。

しかし、自分の中には、まだ、もし、この子が、あの子が、あの先生に習っていたら…この先生に教わっていたら…という思いが消えません。

そんな中で、自分らしく、自分にしかできないことを求め、その時々に、本気で、必死で、目の前の生徒にとって真に必要なことを考え、彼らに接してきました。

その過程では、全国の先生方から、直接、間接、問わず、さまざまなことを学ばせていただいて今に至ります。

今でこそ、メルマガの発行をはじめ、日比谷の名前でいろいろな活動の場を与えていただいていますが、

上に記したような中で、自分なりに身につけ、実践してきたことをお伝えしてきたつもりです。

その流れにおきまして、11月の終わりに大阪府立高の先生、また、和歌山県立高の先生方を、12月半ばには神奈川県の私立進学校の先生方を、それぞれお招きし、授業を見ていただく機会がありました。

振替休日に、あるいは、遠方から、旅費、宿泊費を支払って見学にいらっしゃる。

それに見合う授業なのかどうか、不安でなりませんでしたけれども、幸い、好意的なコメントを頂戴しまして、少し、胸を撫で下ろしている次第です。

許可を得て、コミュニケーション英語Tと英語表現Tの授業を見学された大阪府立高の先生より寄せられたコメントをご紹介します。


考査前にもかかわらず、授業を見せていただき、また多くの参考資料もいただきまして、本当にありがとうございました。授業参観で次のような点に感銘を受けました。

1.授業の流れが大変緻密に練られていて、生徒が寝たり、喋ったりするようなスキを与えない。

2.授業のテンポが良い。

3.文法の授業では基本から応用に至るまで、何枚ものプリントで説明および演習がふんだんにできるように準備されている。ペアワークを5分刻みぐらいで入れられており、お互いに学びあえる環境にある。

四技能を満遍なく向上させることができるように考えられた授業となっているのには驚きました。

また石崎先生と生徒との間にできている絆、信頼関係ですごくいい雰囲気が教室内に充満していて、こちらまでのめり込んでしまう授業でした。



続いては神奈川県にある私立進学校の先生より頂戴したコメントです。こちらも許可を得て掲載させていただきます。


ALTとのチーム・ティーチングによるコミュニケーション英語Tの授業を、2種類、拝見させて頂きました。

1つ目の授業は検定教科書を用いたもので、(前時に日本語を用いた内容理解を済ませた上で)よりシンプルな英語による本文の英語の言い換え、Q&A、サマリースピーチの流れ。

2つ目の授業は、教科書の内容に関連した Youtube 動画(フェアトレード関係)を英語で見たうえで、「教育は途上国を発展させるための最善の手段か否か」をテーマにミニディベートという構成でした。

個人的に特に圧巻だったのはミニディベートで、生徒さんたちをALTがうまく巻き込んでいて、生徒たちの目は真剣そのもの。

何とか英語で自分の意見を伝えようと頭をフル回転して話をしていることが手に取るように伝わってきました。

ALTが中心となりながらも、お二人の連携がしっかりと取れた授業だと感じました。

12月の中旬に入っての授業で、生徒の集中力も切れがちかと思いきや、

どちらの授業も石崎先生のテンポの良い仕切りで15分おきくらいに活動内容が変わり、生徒さんたちが授業に楽しみながら没入している様子に、ただただ感心するばかりでした。

授業の進め方を学ぶ機会は必ずしも多くない中で、手探りで進めていることが多い毎日ですが、今回の授業見学は大変貴重な学びとなりました。

おかげさまでALTとのチームティーチングのイメージが随分つかめました。

あれを繰り返せばかなり力がつくだろうなと思いましたし、何より生徒さんが皆楽しそうに授業に参加していたのが印象的でした。

英語を好きになることがまず上達の一番の近道ですものね。

その他、資料を惜しみなく見させていただき、大変勉強になりました。少しずつ当校で活かしながら、改善をしていきたいと思います。



過褒なお言葉を頂戴いたしましたけれども、生徒たちのいいところを見ていただいたことはたしかではないかと感じているところです。

私にとりましては、見学の後、研究協議をさせていただく中で、自分のやってきたことの意図がよりクリアになる、そんな経験も、このたびさせていただきました。


私は、木村達哉先生と出会ってからこれまでの7年間、全国の先生方より直接、間接に学んだことを、私なりに、目の前の生徒たちに対してアレンジし、今に至るに過ぎません。

ともすれば隣の学校の先生とも一生お会いすることなく終わるかもしれないのに学校、公立・私立、地域、職種の垣根を超えこうした交流をもてる。

このような輪を作っていただいた木村先生に改めて感謝しなければなりません。


いつも本当にありがとうございます。


私は 毎日 全国の先生方から知識と智恵と刺激と元気をいただき、目の前の生徒たちに向き合っています。

ご縁を大切に、これからも精進していきたいと思っています。

原点に返り、また、初心に返り、歩んでいきたいです。


posted by 石崎 陽一 at 13:02 | Comment(0) | 日々の授業 | 更新情報をチェックする
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