2015年08月06日

生徒一人ひとりを自立した書き手と認めていかないと、生徒が満足感や達成感を味わえないだろう。


作文カンファレンスによる表現指導.jpg



これは国語教育の畑の御本ですが、来年度の英語表現Uの指導計画を立てるにあたり、少し前から、

木村正幹『作文カンファレンスによる表現指導』(渓水社、2008年)をじっくり読み返しています。


さらに、引用文献を辿り、内田伸子氏(の作物)について調べていくうち、以下のウェブサイトに到達しました。


発達心理学概論・特論


これは、2010年度・前期にお茶の水女子大学で主に心理学や言語関連について学びたい学部1・2年生を対象に行われた講義のパワポ資料集です。


なかでも、7月30日になされた第14回の講義資料における次の箇所(p.30)に目が止まりました。



14-21.jpg
(クリックすると拡大します)



私は、生徒の学習意欲を高め、維持させることを重視し、これまで、英語の指導を行ってきました。

指導の成否は動機づけにかかっていると考えているからです。


したがって、essay writing の指導におきましては、

自分の伝えたい内容を伝える姿勢をこそ大切にしてもらいたいとまずは生徒へ伝え、

こちらが一方的に赤を入れ、生徒に清書させるというやり方ではなく、

良い課題を彼ら・彼女らへ提供し、

提出された作品に対して口頭ないし書面によりフィードバックを与え、

現時点でどこまでができて、どこからができないのかに自ら気づかせ、

書き直す時間や機会を、ひとつの作品につき、複数回、保証しています。

その過程でさまざまな取り組みを行い、ささやかな達成感が生徒の中に積み重なるよう心がけています。


学習意欲はささやかな達成感によって支えられています。

ですから、英語による essay writing の指導においてもフィードバックの仕方を工夫し、折に触れ、


「書けた」


「通じた」


「書きたくても書けなかったことが書けるようになった」



といったささやかな達成感が生徒の心の中に積み重なるよう、意を用いて、これからも指導にあたっていきたいと考えています。


もっとも、クラスサイズの問題を解決することが先決ですね^^;


(追記)

標題は『上掲書』(p.150)より採らせていただきました。



posted by 石崎 陽一 at 21:41 | Comment(0) | 作文の学習・指導 | 更新情報をチェックする
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