2015年06月14日

ヒアリング? リスニング?


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『英語教授法展望』(研究社、1959年)所収、小川芳男「諸教授法概観」(p.85)より備忘のため書き留めておきます。


Hearing が単なる聴覚器官に音声を反響させるのみの意味でない点は重要である。「聴く力」を普通 Hearing と言って Listening と言わないのもそのような理由なのである。すなわち Hearing は聞こうとする努力しなくても「聞こえる」音声であると共に I can't hear you 「私にはあなたの言うことが分からぬ」の hear である。今試みに英語の辞書に当たってみると、一つの意味は To perceive sound or something that causes sound であり、今一つの意味は To learn by hearing である。すなわち単に音声を耳に感じるのと、聞くことによって学ぶという二つの意味である。Listen には to learn の意味は普通でていない。多くは To give ear to であり、To pay attention to が listen のもっている最も普通な意味である。



posted by 石崎 陽一 at 04:35 | Comment(0) | 印象に残ったこと | 更新情報をチェックする
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