2015年01月13日

代名詞を用いず名詞を繰り返すのがよい場合


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日向清人先生の土曜ライティング教室で教わったなかに、


代名詞を用いず名詞を繰り返すのがよい場合がある


という助言があります。


先生によれば、


I saw a bird. It was.... というふうに個体を扱っているのではなく、Dogs have been.... Dogs are known to.... のように、ひとつの「カテゴリー」「タイプ」に焦点を当てているときは、むしろ、代名詞を使わない方がどっしりします。


とのことなのですね。


例を挙げましょう。


Modern biotechnology grew in the second half of the 20th century, as a result of advances in basic research in the natural sciences. Genetic technology has been a particularly significant area of growth. Genetic technology is a collective term for several different methods used to isolate, multiply, modify and map genetic material, or to transfer it between organisms. Genetic technology has made it possible to study normal life processes and the background to diseases on a molecular level. Traditional biotechnology uses either organisms as they exist in the natural world, or organisms that have been altered through selection, crossbreeding or mutations. Genetic technology has revolutionised the development of drugs, and provided new, efficient tools for plant breeding. Genetic technology also makes possible the customisation of organisms or biological molecules for industrial or other practical purposes, such as the use of enzymes in washing powder.


これは、順天堂大学・医学部で出題された自由英作文に genetic technology に関する出題があり、生徒と参考に読んでいた英文の一節(p.4)です。


下線部に注目してください。


ここでは、テーマが genetic technology であることを際立たせるため、genetic technology と繰り返されているさまが見て取れます。


助言を頭に入れ、そうした目で英文を眺めると、類例はすぐ見つかるものですね。


書くことはよりよく読むことでもあるのだと改めて実感した次第です。


今後とも、つながり具合を意識しながら各種の文章を読んでいこうと思います。


きっと、今までと違ってくるはずです。


それでは、また。


posted by 石崎 陽一 at 18:35 | Comment(0) | 作文の学習・指導 | 更新情報をチェックする
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