2014年01月14日

ギリシャ語の影響(その2)


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Renaissance 以後になると、直接ギリシャ語からの借用が行われました。

しかし、ギリシャ語が英語に与えた影響は、単なる賃借関係というよりも、むしろ、その借用語が生んだ compounds(合成語)や derivatives(派生語)の数の莫大なことにあります。

compound とは、二つの語を合わせて造った新語のことです。

例えば、monos(単一)という語と、tonos(調子)という語を合わせると、monotone(一本調子)という新語ができるといった具合で、ギリシャ語はこの点において重要な言葉なのですね。

derivative とは、一つの語に prefix(接頭辞)や suffix(接尾辞)をつけて造った新語のことです。

例えば、monotone に色々の suffix をつけますと、monotony(名詞), monotonize(動詞), monotonous(形容詞), monotonously(副詞)などという derivatives ができます。

ギリシャ語は、こういう点では、日本語における漢語と同じで、造語力に富んだ言葉と言えましょう。

我々はギリシャ語やラテン語の主な造語要素を覚え、その結合の原則を飲み込んでおけば、単語を個々に記憶しなくても、その意味を察することができ、よほど労力の節約ができるはずなのです。


posted by 石崎 陽一 at 00:00 | Comment(0) | 語彙の学習・指導 | 更新情報をチェックする
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