2014年01月04日

誤りやすい綴り字(その4)


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4.派生語の綴り字


名詞の複数形を作るときには wives, knives, roofs, pianos, potatoes などの相違に注意を要しますし、

動詞の過去形や過去分詞形を作る際には cried, tried, played, picnicked などの綴り字を間違えてはなりません。

また、like, change, move などにおける語尾の発音されない
<e> は次に母音が来れば、liking, changing, movable などのように落ちるのが原則です。

しかし…

notice, manage などに able がつくと、noticeable, manageable となって <e> が残ります。

これは、<c> や <g> という綴り字が表す [s] および [dʒ] の音を明示する必要からくるものと考えればよいでしょう。

次に、動詞、名詞、形容詞の形態を一つの語の派生語として見るときに、綴り字の上で注意すべきものを少し挙げてみましょう。

以下、(動詞, 名詞, 形容詞)の順に示します。


ほのめかす(allude, allusion, allusive)
考える(conceive, conception, conceptive)
消費する(consume, consumption, consumptive)
破壊する(destroy, destruction, destructive)
抑留する(detain, detention, −)
受け取る(receive, reception, receptive)
繰り返す(repeat, repetition, repetitious)
保持する(retain, retention, retentive)
示す(reveal, revelation, revelational)
疑う(suspect, suspicion, suspicious)
妨げる(hinder, hindrance, −)
維持する(maintain, maintenance, −)


また動作の主体を表す名詞を造る語尾として -er が最も広く用いられていますが、そのほかにラテン系の -or があり、また少数の語には -ar をつけます。

この三種は発音が同じになりますので、綴り字を間違えないように要注意です。


-er
banker, boxer, carrier, destroyer, examiner, farmer, hunter, publisher, follower, geographer, lawyer, manager, pitcher, settler, traveller, weaver, etc.

-or
actor, ambassador, author, bachelor, conductor, conqueror, creator, director, doctor, emperor, governor, legislator, operator, professor, sculptor, tailor, tutor, victor, etc.

-ar
beggar, liar, scholar, vicar, etc.


なお、少数の語においては、jailer と jailor, adviser と advisor など、-er と -or の両方を用いることがあります。

問題 次の動詞の名詞形を挙げなさい。
diminish occur prevail compete apply omit rehearse injure


【解答】はこちらを右方向にドラッグ → diminution, occurrence, prevalence, competition, application, ommision, rehearsal, injury 


posted by 石崎 陽一 at 00:00 | Comment(0) | 発音・アクセント・文字(の指導) | 更新情報をチェックする
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