2013年07月22日

教師は五者たるべし


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数学者の秋山仁さんが教師五者論を唱えておられます。

たいへん興味深く、ここに紹介します。

教師は学者、医者、役者、易者、忍者たるべきとする指摘です。


● 学者

 教師は自ら学び続け、学びの醍醐味を生徒に伝える。


● 医者

 生徒の不得手を早期に見抜き、適切に対処する。


● 役者

 生徒の心に溶け込むような話術を磨き、興味関心を礎とするような授業にする。


● 易者

 生徒の特性、個性、能力、可能性などを総合的に判断し、天職へといざなう。


● 忍者

 生徒に自ら気づくまで、ヒントを与えてじっと待つ。急がず、堪え忍ぶ。


(追記1)

出典は以下をクリックしてご覧ください。

「教師は五者たるべし」秋山仁.pdf

記事のおしまいの方で、ご自身の恩師について

自分が勉強を一生懸命して、人生頑張っているわけです。その先生の後姿を見て、やはりおれたちもちょっと努力しなきゃいけないかなって思うんですよ。(中略)数学の先生が数学だけ教えるのは、あまり生徒を惹きつけないんですよ。

と語る秋山さんの言葉にも大きく、大きく頷いた次第です。


(追記2)

産経新聞(2009年3月22日付)において、1998年に『走るジイサン』で小説すばる新人賞を受賞された池永陽さんが次のように語っておられました。

作家生活も10年が経過すると、書くときにも「慣れがでてくる。悪い方の慣れ。そうしたごまかしのテクニックを使わないように『慣れるな、ごまかすな』と、自身に言い続けている」と、語る。

文中の「作家」を「教師」に、「書く」を「教える」に変えると10年経験者への戒めの言葉となりますね。


posted by 石崎 陽一 at 22:12 | Comment(0) | 印象に残ったこと | 更新情報をチェックする
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