2013年07月07日

英語の主な句読法とその用法(引用符の巻)


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クオーテーション・マーク(引用符)


1.引用

● Benjamin Franklin's "Time is money" helped me succeed.
(ベンジャミン・フランクリンの「時は金なり」という名言は、私が成功をおさめるのに役立った)


money の後にはピリオドはつけず、Time は大文字で始めます。


2.語句などを、特定の意味を込めて引用する場合

● "Structual reforms with no sanctuary" is the politician's pet theory.
(「聖域なき構造改革」というのは、その政治家の持論だ)


"   " の中の言葉は一般的な意味ではなく、「その政治家が日頃、口ぐせのように言っている」ということなので、引用符を出してそのニュアンスを持たせています。

● Hideki Matsui was Japan's "baseball Godzila."
(松井秀喜は、日本における「野球界のゴジラ」であった)



(追記1)

本記事の執筆に際し、以下の文献を参照しました。

綿貫陽・マーク・F・ピーターセン『シリウス総合英語』(旺文社、2000年)
畑中孝實 監修・稲盛洋輔 著『英語の句読法辞典』(インターワーク出版、2003年)
村上陽介『英語正読マニュアル』(研究社、2000年)

(追記2)

岩田彩志『英語の仕組みと文法のからくり −語彙・構文アプローチ−』(開拓社、2012年、p.151)は、

括弧の文法の特徴

として、

内容でなく形式だけを問題にしてメタ表示ができる

点を指摘し

a.'Boston' is an English word.
b.'Boston' consists of six letters.
c.'Boston' has two syllables.


という英文を例示したうえで

ここで「Boston」という語の中身(=指し示す対象)でなく、形式だけを問題にしていますね。

と説いています。

なお、中身が問題でないため、上の例文中、括弧の中身は Boston でなく、例えば、Sobton でも何でも構わないという話を興味深く読みました。


posted by 石崎 陽一 at 11:34 | Comment(0) | 句読法 | 更新情報をチェックする
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