2013年07月07日

現実物(Realien)を考慮しつつ、書き手の意図に最も近いものは何であったかを探る姿勢が大切


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CROWN PLUS(level 3)の第11課に次の一節があります。(下線は現筆者による。)


On crossing over to Lombock, separated from Bali by a strait less than twenty miles wide, I naturally expected to meet with some of these birds again;


教室では下線部の解釈についてペアで確認してもらいました。

海上の話をしていますので、ここでの mile は「海里」を表すわけですが、

そこまで意識が至っていなかった生徒がそこそこいまして、

現実物(Realien)を考慮しつつ、書き手の意図に最も近いものは何であったかを探る姿勢が大切となる

ということを再強調するいい機会となりました。

ロンボク海峡の実際の幅は約35キロ(狭いところで約18キロ)ですから、

twenty miles を1マイル約1.6キロで計算すると合致しないのですね。

なお、less than については

less than 40 years(ほんの40年足らずで)

less than sixty years ago(ほんの60年前には)


などの用例を参照。


(試訳)

幅20海里ほどの海峡によりバリ島から隔てられているロンボク島へと渡ったとき、私はこの鳥にまた出会うものと、当然のように思っていた。


posted by 石崎 陽一 at 11:35 | Comment(0) | 日々の授業 | 更新情報をチェックする
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