2012年10月12日

受動態の用法


penunias.jpg


受動態には「何々される」という動作を表す場合と、「何々されている」という状態を表す場合とがあります。


The door was shut at six when I went by, but I don't know when it was shut.
(6時にそばを通ったときはドアは閉まっていたが、いつ閉められたかはわからない)



このように、同じ動詞が両方に使われる場合も多いのですが、どちらであるかは、実際には文脈でわかるのがふつうです。


The door was violently shut in my face.
(私の面前でドアが荒々しく閉められた)



のように、修飾語で動作を表していることが示されることもあります。


動作を明確に示すには、「get +過去分詞」の形式を用いることもできます。

特に損害・負傷・事故など、ある出来事が偶発的に起こった場合に使います。


My cellphone got damaged when I dropped it onto the sidewalk accidentally.
(誤って歩道に落としたら携帯電話が破損しました)

Put your mountain bike away. If you don't, it will get stolen.
(マウンテンバイクをしまいなさい。でないと盗まれますよ)

The man got killed by the hijackers.
(その男性はそのハイジャッカーたちに殺害された)

How did that window get broken?
(どうしてあの窓が壊れたのですか)



ただし、くだけた口語で使う言い方なので、改まった文には使用しないほうが好ましいとされています。


(追記1)

本記事の執筆にあたり、次の文献を参照しました。

綿貫陽『シリウス総合英語』(旺文社、2000年、p.120)
『表現のための実践ロイヤル英文法』(旺文社、2006年、p.116)

(追記2)

安藤貞雄『基礎と完成 新英文法』(数研出版、1987年、p.166)は

get married(結婚する), get dressed(着替えをする)などの過去分詞は、受身の動詞ではなく、形容詞と考えるべきである。

としています。


posted by 石崎 陽一 at 19:34 | Comment(0) | 文法・語法ノート | 更新情報をチェックする
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