2012年09月06日

「シリアスゲーム」という観点


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福島の前田浩之先生のブログで「英語の教材のゲーム化は効果的か」と題する記事が投稿されていました。

実際、ここ10年ほど、日英米の学術分野においてゲームに対する認識が好転してきています。

石崎は以前、ニンテンドーDSによる語彙習得の効果検証に携わった経験があり、その際に集中的に学んだことですが、

ゲームを教育や医療などの分野に応用する試みが2003年前後から起こり、様々な用途でのゲームの可能性が研究されてきています。

現在では、こうした娯楽プラスアルファの目的で開発・利用されるゲームは「シリアスゲーム」と呼ばれています。

日本の学術分野においても、ゲームの教育利用における有効性に関する活動が具体的な研究領域として定着しました。

2003年に「東京大学ゲーム研究プロジェクト」がスタートして学問的な立場からシリアスゲームの実証研究が行われ、「game=not serious」の意識を払拭する数々の意欲的な取り組みがなされ、現在では立命館大学がその方面のセンターになっているようです。

ゲームは利用者が操作できるという点で双方向性がありますので、文字や音声や映像をただ受動的に受けとる従来型のメディアと比べて、学習者の経験はより豊かなものとなります。

ゲーム批判によく挙げられる「ゲームは没入度が高く中毒性がある」という欠点も、それを学びに使うなら、「学習効果が高く、無理なく続けられる」という長所に変わると言えるのではないでしょうか。


posted by 石崎 陽一 at 21:11 | Comment(0) | 興味をもったこと | 更新情報をチェックする
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