2012年07月27日

i と j(その2)


P4244908.JPG


『特製版 英文法シリーズ 第一集』(研究社、1959年、p.108)より備忘のために書き留めておきます。(漢字は新字体に改めてあります。)


語尾の -y の使用を促した原因も、j の場合と同様で、紛れやすい文字を明瞭にするためであった。この -y は、英語においては、一種の書字法慣習となり、i は語尾に来ることがなくなった。屈折形、たとえば cities, holier, carries, wearisome などにおいて i が現れるのは、i が語中であって語尾(語末)でないからである。PE においては、外来語、新造語以外の単語、即ち本来英語であった語はけっして i に終らない。


(追記)


上記引用における略語に関して『大修館英語学事典』(大修館書店、1983年)や『研究社英語学辞典』(研究社、1940年)、『新英文法辞典』(三省堂、1965年)などを参照しつつ簡単なコメントを以下に付しておきます。

PE:Present-day English の略。特に20世紀以降の英語を指す。さらに最近の英語を指す場合にはContemporary Englishをそれぞれ使います。


posted by 石崎 陽一 at 22:13 | Comment(0) | アルファベットの歴史 | 更新情報をチェックする
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