2012年06月24日

疲労と疲労感


PC044233.JPG


たまたま見つけた、南雲吉則氏のインタビュー記事に興味を引かれました。

この癌専門医は健康を意識し始めたきっかけについて次のように述べておられます。(以下青字は引用。)


当時、62歳だった父が心筋梗塞で倒れ、引退を余儀なくされたのです。大学を辞めて父の後を継いだ私は、希望していない人生を悩んだ末に受け容れることにしましたが、それと同時に自分の健康について深く考えさせられました。このままだと私は、働きに働いて、父と同じくらいの歳で倒れて仕事を取り上げられ、老け込んでいくだけの人生になってしまうかもしれない。そんな人生に、何の意味があるんだろうと。そして、健康に生きることの重要さを身に沁みて感じたんです。


そして、別のインタビューにおいて以下のように話していらっしゃいます。


生活習慣を見直した時に、僕の場合は3食をとるのが辛いと気づいたんです。それでまず朝食をやめて、次にお昼を軽くして、でも食べると診察中や手術中にやっぱり眠気に襲われるのでやめて、一汁一菜の夕食だけをとることにしました。あとはお腹がグーッと鳴ったらいつでも食べていいことにしたら、気持がすごく楽になりましたね。


食事は「お腹が空いた」と思ったときに取るのがよく、回数や時間にこだわる必要はないということです。この場合はドカ食いではなく「一汁一菜」というのがやはりポイントでしょうか。


毎日3時半ぐらいに起きてぬるま湯でシャワーを浴びて、メールをチェックしたり、病院に行くまでの6時間ぐらい仕事をするんです。それから病院で熱中して働いて、その後は人と会ったり用事を済ませて帰宅します。10時前には寝ますが、もう爆睡ですよ。何より気力と体力があってやりたいことが1日でそれだけできると、自己達成感がありますね。


南雲先生のそれが石崎の生活リズムに近く、力を得ました^^

『女性セブン』(小学館、2012年5月10・17日号)における同氏の発言によると、午後10時から午前2時の眠っている間に肉体を若返らせる成長ホルモンが分泌されるので、その間は必ず睡眠を取ることが大切とのこと。

成長ホルモンには就寝中に内臓脂肪を燃焼させたり、筋肉を鍛える効果のほか、傷ついた血管を修復したり、抗癌作用も期待できるそうです。


食事について言うと、空腹と空腹感とは違うんですよ。身体の中で脂肪が燃焼され尽して血糖値が下がり、お腹がグーッと鳴った時の状態が空腹。食事したばかりなのに手持無沙汰でお菓子に手を出すのは空腹感。同じように、一日中がむしゃらに働いて、筋肉に乳酸が溜まって立っていることができないとしたら、それは本物の疲労です。逆に週末しっかり休んだのに、月曜の朝「ああ疲れた」と言ったら、まだ働いていないじゃないかと(笑)。それは疲労感であって疲労とは違う。つまり、それらはすべて自分の脳が作った妄想なんです。そういう妄想に支配されたまま人生を生きていった人間の行き着く先というのは、“老化”と“病気”なんですね。


健康は脳が作り出す要素が大きい。つまり、本当に身体が疲れている「疲労」と、脳が疲れていると思いこむ「疲労感」とは異なる、ということです。

月曜日の朝に疲れたと思うのは単なる疲労感で妄想に過ぎない場合が多い。思いこみで健康を損なってはいけない。

高校生に置き換えれば、部活で疲れて帰宅して、うつらうつら非効率的な勉強をするくらいなら、風呂に入って夕食を食べてさっさと寝てしまい、3時頃に起きて勉強するというのも一つの手だということになるでしょうか。

また月曜日の朝に弱い人も、それが気持ちに由来していないか、一度反省してみる必要がありそうです。月曜日以外の朝も同様。それが単なる疲労感なら、その原因を意識し、その克服を心がけることが、これからの学校生活で重要なことになるでしょう。


posted by 石崎 陽一 at 18:16 | Comment(0) | 興味をもったこと | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
ページトップへ戻る