2011年05月31日

英文法成立の裏側


P5254983.JPG


意外に思われる方も多いと思いますが、英国において、英文法は18世紀半ばから急速にまとまってきました。

いわゆる規範文法(学校文法)です。

それはなぜかと言えば、英国社会が産業化のために流動的になってきたことと関係があります。

簡単に言えば、身分が動き始めた。

では、身分が動き始めたときに、出世するには何が重要かと言えば、それはきちんとした英語が書けることでした。

きちんとした手紙が書けることが労働者階級が中産階級に入る唯一の道だったからです。

そこで、英語にはそれまで権威ある英文法書がありませんでしたので、手本となるような英文法書を求めるニーズが急速に高まりました。

そしてそのニーズを満たすような英文法書が18世紀半ばに登場し、18世紀末に決定版が出て一世を風靡したのです。


posted by 石崎 陽一 at 12:25 | Comment(0) | 英文法史 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
ページトップへ戻る