2010年09月14日

アウトプットを強いる


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文化祭期間中は卒業生も多く来訪しました。

現役大学生の者、再チャレンジ中の者…懐かしい顔ぶれに囲まれ、積もる話をしました。

教師冥利に尽きるとはこのことを言うのでしょうか(^-^)

慶應大学の経済学部に在学中の彼は

大学の授業で取り組んでいるトレーニングについて語ってくれました。

ネイティブスピーカーの先生のクラス(30人規模)で、

毎時間、授業冒頭に「10分間フリーライティング」という活動を続けているそうですが、これで非常に力がついているとのこと。

今日はその紹介をしたいと思います。


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毎回お題は自由で、次の作法に則って各人思い思いのことを英語で綴っていきます。


0.ノートを1冊用意します。

1.各回とも、まずはアウトラインを書きます。

  トピックセンテンス → サポートセンテンス(裏付け) × 3
  トピックパラグラフ → サポートパラグラフ(裏付け) × n

2.辞書と消しゴムは使用不可です。

3.間違えたら二重線で消し、書き続けます。

4.10分間で300語を目指します。

  ちなみに、現役慶應生(1年生)で最高230語程度だそうです。

5.最後に語数を書き、グラフを作成します。


自己紹介は一番書きやすいので4月当初からしばらくは自己紹介ネタで書いていたそうですが、

一つまた一つと過去の経験談のストックが減るわけで、長くは続かないなと判断。

そこで、関心のある身近なテーマについて書いていこうと決め、そのクラスの時間までにそのテーマの関連語彙などを調べていくようになったとのことです。

自発的にネタを探してそれを語る術を調べ、それを実際にアウトプットするので大いに身につくのでしょうね。

また、限られた時間でとにかく書き進めなければなりませんからコロケーションを中心に表現を繰り出していかないと、とてもではなく苦しい。

すると自然にコロケーション、チャンク単位で英語表現を身につけようとします。

個人的な経験を振り返ると、この「塊を繰り出す」という感覚がわかるようになることで、だいぶ表現しやすくなった気がしています。

そうそう、学習履歴を目に見える形で残す、というのもモチベーションアップには欠かせない要素ですよね。


むむ。


こりゃ力がつかないわけがない活動だ。

課外の補習で早速試してみたい手法だと思いました。


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私自身は大学1年のときのアメリカ人の先生が良い意味で非常に厳しい先生で、Speech&Writingというクラスでとにかく鍛えられました。

このクラスでは上述のような活動をする時間はとられませんでしたが、かなり濃密な活動が相次ぎ、ギューギューに絞られました。

その代わり、授業外でjournalを毎日書くようにという指示が出されていました。

1日1ページですから初めは大変でしたが、軌道にのり習慣になってくると書くのが楽になったのを覚えています。

やっぱり最初に書いてたのは自己紹介ネタだったな…^^; 

でも自分語りをするのはやはり、まるで自分の身を削ってコンテンツを作っているようなものですからすぐ続かなくなり、

如上の慶應の彼と同様に興味のあるトピックで執筆を進めていましたね。

彼との会話でそんなことを思い出しました^^

で、こないだ物置を整理していたら、大学1年の前期末、夏休み前に提出したそのノートが出てきまして…


P9143811.JPG
(クリックすると拡大されます)


見づらいですが、次のようなコメントをいただいています。

Yoichi-
I am shocked + stunned. You are a brilliantly thoughtful young man! This journal is amazing. Now, we have to work on getting you to express some of these brilliant ideas through speaking!

最後の

“express some of these brilliant ideas through speaking”

の部分にまつわる苦労話は、機会を改めて聞いてくださいね。


【出会った人との会話の最新記事】
posted by 石崎 陽一 at 21:54 | Comment(0) | 出会った人との会話 | 更新情報をチェックする
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