2010年08月08日

え、複数扱い!?


2010年8月6日付の英字新聞「デイリーヨミウリ」11面に次のような記事が掲載されていました(一部抜粋;下線現筆者)。

The bento-bako, or Japanese lunch box, is enjoying great popularity overseas, with many retailers abroad even marketing the product under its Japanese name.
Some women I met in Recife, a town near the equator in Brazil, told me bento-bako are very popular in their country. They had bought their own bento boxes on the Internet.

目を引くのは下線部です。

bento-bakoは「子音+o」で終わる語ですから

一見、heroes(英雄), potatoes(じゃがいも), tomatoes(トマト)などのように-esがつきそうなものです。

もしかして外来語だから単複同形!?…

などと考えてみましたがそんな約束聞いたことがありませんしね。

安藤貞雄『現代英文法講義』(開拓社、2005年、398ページ)には

solos(独唱)、tobaccos(たばこ)のような外来語…(中略)…には-sを付ける。

とあります。

では*bento-bakosとならないのはなぜでしょうか?

やはり英語化して英米の辞書に載っていない語は、文法的に英語の扱いを受けないのでしょうかね。

う〜ん、疑問です。


(追記)

中島文雄 編『英文法辞典』(河出書房、1955年、p.307)は

綴字のうえで一番困難なのは -o に終わる語で、およそ数百語が数えられるが、いずれが -os でいずれが -oes であるかを示す便利にして厳密な規則は立て難い。

としながらも、概則を提示しています。


posted by 石崎 陽一 at 02:00 | Comment(0) | 今日思った疑問 | 更新情報をチェックする
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